日立グループのレポート「サイバー攻撃事案の教訓と社内堅牢化の取り組み」が面白かったので、メモ。
2017年5月のWannaCry感染を受けての、教訓と対策について整理されている。
教訓は以下の通り。
- 社内ネットワーク構成のあり方
- 24時間稼働のサーバにおけるセキュリティ対策の不徹底
- パッチ適用が困難なIoT機器
- 災害対策のIT-BCPとサイバーセキュリティ対策のIT-BCPの差異
詳細は、レポート本編を参照。
教訓から、6つの対策を進めているとのこと。
- サイバー攻撃を想定したBCP設計
- 事業リスク分析に基づいたITでの対策
- セキュリティパッチ強制適用
- IT責任者の管理範囲・権限の見直しによる一元管理体制構築
- セキュリティマネジメントのグローバルガバナンス
- IoTセキュリティガイドラインの制定
グローバルに展開する企業において、参考になるのではないかと思う。
